防風通聖散の効果

防風通聖散の特徴

 

 

防風通聖散は各社から発売されていますが、ツムラの製品では、腹部に皮下脂肪が多く、便秘がちな人の諸症状として、高血圧の随伴症状(どうき、のぼせ肩こり、)、むくみ、肥満症、便秘に効くとされています。

 

 

コタローの製品では、脂肪太りの体質で便秘、尿量が減少傾向の人に向けた、常習便秘、胃酸過多症、心臓衰弱、腎臓病、高血圧、動脈硬化、脳いっ血これらに伴う肩こりなどの効能が表示されています。

 

 

三和の製品も同様の内容で、脂肪太りの体質で便秘や胸やけ、肩こり、尿量減少などが伴う諸症状として、肥満症、常習便秘、高血圧症、慢性腎炎、湿疹、痔疾などに効くとされています。

 

 

用法用量は症状により異なりますが、一般的には成人の場合で1日約7.5gを食前又は食間に2~3回に分割して経口服用することになります。

 

 

漢方薬では副作用は滅多にありませんが、それでも可能性はあります。人によっては、胃の不快感、吐き気、腹痛、下痢などを起こすばあいもあり、稀に動悸や不眠、発汗過多などあるようです。

 

 

重い副作用はまずありませんが、漢方薬もやはり薬ですから、医師と相談してから処方してもらうことに越したことはありません。防風通聖散の正しい利用法で、健康的な肥満改善に取り組んでください。